ついに待望の1stワンマンライブ「ルミナスウィッチーズ 1st LIVE ~On your mark~」が開催! ライブにトークに先行上映にと、盛りだくさんのステージにファンも大満足!
異形の敵・ネウロイと戦い空を舞う世界各国のウィッチたちの活躍を描いた『ワールドウィッチーズ』シリーズ。その最新作で、今年放送開始予定となっているTVアニメ『連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ』のメインキャスト9人で結成されたユニット「ルミナスウィッチーズ」によるファン待望の1stワンマンライブ「ルミナスウィッチーズ 1st LIVE ~On your mark~」が、2月20日に埼玉・ところざわサクラタウンのジャパンパビリオン・ホールで開催された。今回はメンバー9人全員が参加しての大興奮のステージに加えて、トークコーナーや第1話の先行上映など、昼夜二回公演で会場のファンと一緒に盛り上がったライブイベントの模様をお届けしていきたい。
イベントはTVアニメ『連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ』の第1話の世界最速上映からスタート。戦ってみんなを守る統合戦闘航空団のウィッチたちとは違い、“歌や音楽”で人々の笑顔を守っていく“戦わないウイッチたち”が繰り広げていくという物語が軽妙なテンポと美麗な映像でスクリーンに映し出されていくと、客席のファンたちは一気にこの世界の世界へと引き込まれていくことに。放送開始への期待感高まるシーンの数々に上映後には客席から大きな拍手が送られていた。
上映会に続いてステージに鳴海まい(ヴァージニア・ロバートソン)、細川美菜子(渋谷いのり)、藍本あみ(リュドミラ・アンドレエヴナ・ルスラノヴァ)、真宮涼(アイラ・ペイヴィッキ・リンナマー)、都月彩楓(エレオノール・ジョヴァンナ・ガション)、古仲可奈(マリア・マグダレーネ・ディートリヒ)、結木美咲(マナイア・マタワウラ・ハト)、吉北梨乃(シルヴィ・カリエッロ)、豆咲りお(ジョアンナ・エリザベス・スタッフォード)と、総勢9人からなるユニット「ルミナスウィッチーズ」のメンバーが全員集合。ライブやMVでお馴染みの連盟空軍航空魔法音楽隊の制服コスチューム姿で颯爽と敬礼ポーズを決めると、さっそくそれぞれ自己紹介をすることに。挨拶をするたびに、観客の手にする翼端灯(ペンライト)がそれぞれのパーソナルカラーに次々に変化していく様子にメンバーたちはうれしそうな笑顔を見せていた。
アイラ役の真宮とエリー役の都月が司会となってのトークコーナーでは、まず最初についに今回の最速映像でキャスト名が解禁となったグレイス・メイトランド・スチュワード役の小松未可子さんからのビデオメッセージを紹介。出演しているメンバーに「グレイスお姉さんだよー」と呼びかけながら初のワンマンライブへのエールを送った小松さんは、グレイスついて「現役時代のかっちょいい感じと、引退した後に音楽隊を作りたいと奔走する姿や素の部分はすごく可愛いと思います」と笑顔で語ってくれた。
続いてはメンバーの為に特別に製作されたというそれぞれのキャラクターの使い魔人形を楽しそうにもふもふしながら、自身の演じるキャラクターを本人が解説していくことに。昼の部は緊張気味な鳴海が話そうとしていたことを忘れてわたわたしながらのトークでスタート。謎が多いジニー(ヴァージニア)の素性にメンバーも興味津々といった様子となっていた。また細川の演じるいのりは「おっとりしていることが多いけどたまに頑固な一面もある」とのことで、「ルミナスのキャラの中で一番お胸が大きいのはうちの渋谷いのりちゃんです」と注目ポイントをアピールしていた。また藍本演じるミラーシャ(リュドミラ)はアイラの大ファンなのだが、その想いが乗り移ったのか藍本も第1話の収録時に生アイラ様を見たシーンは「何度見ても泣いてしまう」と熱い想いを口にしていた。
そんなアイラを演じる真宮は1話でエリー(エレオノール)とアイラが一緒に使ってたマグカップについてグッズ化を熱望。アイラと仲良しのエリーを演じている都月は第1話で見ることが出来なかった「エリーのドレス姿を私も見たかった」とガックリ。真宮から「いつか見れるよ」と励まされて「楽しみです」を語ってくれた。
マリアは朝がちょっぴり苦手らしく、演じている古仲さんは「1話ではかなりネムネムさんでしたが、これから軍人らしい姿を見ると思うのでぜひご期待ください」と解説。続く結木さんは「マナの良さを全身で表現するために立たせてもらいました」と言うやステージの前に進み出て、宣言通り全身を使って動き回りながら「ルミナスの元気っ子でーす」とマナ(マナイア)の魅力をグイグイとアピール。アフレコでも飛行シーンが延々とアドリブだったとのことで、ディレクションで言われたとおり「笑い多め」で演じてみましたと収録裏話を披露してくれた。また吉北が演じるルミナス唯一のメガネっ娘・シルヴィは1話の段階ではまだ秘密の多いキャラということで、「話が進むにつれて明らかになっていくのが楽しみ」とコメント。1話の上官に怒るシーンではキャラ感と怒りメーターの両立を頑張りながら演じてみたとアフレコ当時の様子を振り返っていた。ジョー(ジョアンナ)を演じた豆咲さんははじめてのアフレコが船酔いのシーンだったとのこと。演じてみたものの「もっと弱く、もっと酔って」と言われ、「どうやるんだろう?」と思いながら何度か録り直したとのことだったが、結果的にいい「船酔い感」が出たらしく、「難しかったけど楽しかった」と満足げに語ってくれた。
夜の部では豆咲が初体験となるアフレコの感想を語ってくれたほか、鳴海が第一話で収録した歌についてコメント。「誰もが振り向くような曲にしてほしい」と言われて緊張しながら歌ったというレコーディング当時の思い出などを語ってくれた。さらにここでキャラクターデザインを担当した島田フミカネ先生からサプライズとなるケーキのプレゼントも。予想もしてなかったうれしいサプライズにメンバー全員大喜びとなっていた。また今回の先行上映でお披露目されたTVアニメ「ルミナスウィッチーズ」のOPテーマ「WANDERFUL WORLD」についても言及があり、会場からは大喝采が。都月の感想としては「1stシングルなどで表現されていたルミナスらしさに戻ってきたキラキラ感が聴きどころ」とのことで、CDの発売なども期待されるところといえるだろう。
そんなトークコーナーが終わって、コロナ対策の換気休憩を挟んだ後はライブパートに突入。一曲目の「空に誓うから」では、バックに流れるアニメーションPVの映像とシンクロした振り付けで歌う9人の姿に会場のテンションは一気に急上昇。見事なフォーメーションを組んで歌った「未来FANFARE」、さらには先輩ウィッチたちへのリスペクト感満載で歌う『ストライクウィッチーズ2』のEDテーマ「Over Sky」が飛び出すなど、ファンにはうれしすぎる選曲に観客も大盛り上がりとなっていた。
「ルミナスウィッチーズの始まりの曲です」というデビュー曲「Flying Skyhigh」をアニメーションスペシャルPVの映像に合わせて歌った後は、「青空ダイブ」をパワフルに熱唱。さらに鳴海が「私たちも何度も何度も勇気をもらってきたこの曲です」と感慨深く紹介した「約束の空へ ~私のいた場所~」に加えて、「Smiling Singing」を伸びやかに力強くメンバー全員が心を一つに歌っていくと会場の熱気はさらに高まっていくようだった。
ここで今日のライブイベントの感想とファンへのメッセージを一言。昼の部では感極まったのか結木や藍本が涙を見せたほか、真宮もつられるように「今日を迎えることがすごく不安で」と感情を揺らせる一幕も。夜の部では新規加入組の豆咲、吉北、古仲が声を震わせながら会場のファンに感謝の言葉を語るなど、初の1stワンマンライブに大きなプレッシャーを受けていたようであったが、そんな気持ちになりながらも果敢にライブの成功を目指してステージの立ち続けたメンバーたちに客席からはあたたかい拍手が送られていた。
さらにここで2月25日に発売予定の最新4thシングル「My Shining Light」をステージ初お披露目することに。今までのルミナスウィッチーズが歌ってきた疾走感あふれる楽曲とはひと味違う、胸打つ旋律を想いを込めて歌う9人のハーモニーに、会場の誰もが心打たれた様子となっていた。
アンコールではお揃いの黒いライブTシャツに着替えたメンバー9人が、4thシングル「My Shining Light」のカップリングとなる「Luminossence」を笑顔いっぱいに歌うことに。急遽セットリストに加えたというこのナンバーで客席に向かって手を振ったり、メンバー同士で寄り添ってみたりといった明るい雰囲気の中、間奏では結木が演じているマナそのままの勢いで「バビューン!」「シビュビューン!」と客席に合図をしながらステージを右に左にダッシュ。その動きに合わせて客席に挙げられた翼端灯のウェーブが波打っていく光景に結木は大満足といった表情を見せていた。そのままファンの手によって左右に振られる翼端灯に合わせて気持ちを一つに「Luminossence」を歌い上げると、ライブはついにクライマックスへ。
「これまでいろいろなことがありましたが、みなさんのおかげで無事1stライブを迎えることが出来ました。」と鳴海がファンに呼びかけ藍本から「今年アニメも始まりますし、どんどん成長していく私たちを見守っていてください。そして私たちと一緒に魅力あふれるウィッチーズの世界をどんどん盛り上げていきましょう!」といった後は、再び「My Shining Light」をメンバー全員で歌い上げていくことに。感動と熱気が会場を包み込む中、最後に「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズでした。ありがとうございました!」と息のあった敬礼を綺麗に決めた9人に大きな拍手が送られ、2時間を超える「ルミナスウィッチーズ」初の1stワンマンライブは大盛況のうちに終演を迎えたのだった。